おいしさのひみつ
おいしさのひみつ
食べ慣れているからこそ
とびきりおいしいお米を食べたときのうれしさは格別ですよね。
飛騨高山の池本農園は、毎日の食卓がより楽しくなるように
愛情がたっぷりこもったコシヒカリを育てています。
飛騨市は、9割以上が森林で占められており、そのうちの70%が栄養の多い広葉樹です。
その森から湧き出る雪解け水で、お米を栽培しています。
また朝夕の寒暖差が20度以上になり、霧が多く発生するなど、厳しい自然環境によって、生命力の強いお米に育ちます。
農薬や化学肥料の割合を減らして栽培される特別栽培米。
その分手間がかかりますが、生命力の強いお米に育つうえ、より安全・安心にお米を食べられます。
また、自然環境への負荷も少なくなるため、一石二鳥です。
冬の間に土を掘り起こし、やわらかくします。
また、土の中に空気を含ませ、微生物の動きを活発にします。
春になると乾く田んぼに、水を入れてトロトロになるまでしっかりとかき混ぜます。苗が丈夫に育つポイントです。
発芽した苗を、あたたかなハウスの中で大切に育てます。
ハウスでおよそ2週間育てた苗は青々と成長し、いよいよ田植えの時期となります。
およそ1週間で苗が田んぼに根を張り、1か月をすぎたころには立派な「稲」へと成長します。
水草や藻が雑草の発生を抑制してくれますが、それでも追いつかないため、人の手で取り除きます。
夏をすぎるころには、稲穂は大きく成長しています。
夏の終わりに近づくと立派なお米を実らせ、収穫期間に入ります。
田んぼ一面が黄金色になったころ、収穫が始まります。
刈った稲穂は1日かけて乾燥させ、おいしい新米のできあがりです。
毎日食べても飽きず、味も香りもよいコシヒカリ。
そのうえ、新米なので格別です。
まずは炊き立ての香りをおかずに、
一口ほおばってみてください。